80年代洋楽ヒット曲の歌詞と翻訳、英語解説 ROCK'N'ROLL ENGLISH

80年代洋楽ヒットの歌詞で英語を学ぶ。ロックンロールイングリッシュ

Queen「Radio Ga Ga」の歌詞と英語

bandaid - liveaid
英語歌詞

↑リンクからご覧ください
[by courtesy of sing 365.com]

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大意

ぼくは1人座り ラジオの灯を見ている
十代の数えきれない夜 たった1人の親友だった
大事なことはみんな 君に教わった
大切な ぼくのラジオ

古い時代のスター
世界大戦 火星人襲来
みんなを笑わせ 涙も流させた
そして時には 空を飛ぶような気にもさせた
みんなラジオのおかげさ

だから 雑音なんかにならないで
若い奴らは もうラジオなんて
知りもしないし 気にもしない
そんな奴らの影になんかならないで
君がいなくて とてもつまらない
君の時代が確かにあった
確かにパワーがあったんだ
まだリタイアするには早いぜ
ぼくのラジオ

ガーガー鳴るラジオ
僕らはみんな聞いてた
radio goo goo radio ga ga
ガーガー鳴るラジオ
今でも君のことを
大好きな奴らがいるんだよ

ショーやスターを見るのは
今ではすっかりビデオ
耳だけで楽しむなんて めったにない
音楽は何て変わってしまったんだろう

祈ろう 僕の古い友だち
君がいなくなってしまわないように
君が教えてくれた たくさんの宝物のように
こうしてそばにいないと 君を見失ってしまいそう
ビジュアルばかりの世界 もううんざりだ
君の時代が確かにあった
確かにパワーがあったんだ
まだリタイアするには早いぜ
ぼくのラジオ

(後略)

(訳:発行人)

 

☆「ビジュアル重視にはもうあきあき。ラジオが全盛だった頃、音楽はもっと違ったものだった」というメッセージだったのですね。

 

クイーン

クィーン、すごい奴らでした。デビューが1973年。1991年にフレディの死で活動を停止するまで、いつも世界のロックシーンの王様(あ、女王か)でした。

私としても高校の頃からずっとつきあってきたので、とても思い入れのあるグループです。フレディは最期まで、きんどーさんだったなあ。ロジャーはいつまでもかっこよく、永遠の美少年で。ブライアンは30年たってもまったく変わらないし。ジョンは一番変わったかも知れないけど、いい大人になったし。

「We will Rock You」「Let's Me Entertain You」など、プロフェッショナルとしてある意味マニフェストともとれる曲を聴いていると、彼らがロックビジネスの中でいろんな葛藤もありながら、最良のコンテンツを産み出していったその心意気を感じます。

もっと良い曲を。もっとすごい演奏を。新しいアプローチを。誰もやったことのないステージを。全てを圧倒するパフォーマンスを。自らを追い立てながら、でもどこか楽しんでいた。

すごいグループだったんです。

今回の曲…Radio Ga Ga

1984年発売のアルバム「WORKS」からのスマッシュヒット。

ドラマー、ロジャーテイラーの作品です。彼の作風はツェッペリンの影響を受けたひどくヘビーなものと、この曲のようにとてもロマンチックなものとがあります。ミュージッククリップはモノクロ仕上げで、映画「メトロポリス」を思わせるノスタルジックなものでしたが、内容は意外やMTV批判のようです。

解説

■Radio I'd sit alone and watch your light
→「ぼくは1人で座り、君の灯を見ている」
ラジオを聴きながら、呼びかけています。lightラジオのインジケータやLEDのことでしょうね。

■My only friend through teenage nights
→「十代の間の夜ずっと、ぼくのたったひとりの友だちだった」
teenage nights っていい語感ですね。

ところで英語でteenageは「13歳thirteen)から19歳nineteen)」を指します。なぜって10歳ten)、11歳(eleven)、12歳twelve)はどれも-teenがつかないから。

■You made us feel like we could fly
→「君は僕らを空でも飛べるかのような気にさせてくれた」
feel like〜「〜したい気分だ」
ex) I feel like making love with you. (自粛)

■So don't become some background noise
 A backdrop for the girls and boys

→「だから、少年少女達のただの背景や雑音にはならないで」
今の若い子たちにとっては、ラジオはBGMにもなりえず、後ろで何かガーガーと雑音をまき散らしてるbackground noise)だけのように思われていて、それが悲しいんですね。

■You've yet to have your finest hour
→「君の最良の時はまだきていないよ」
最近流行らなくて、映像メディアに主役を奪われてしまったけれど、ラジオの影響はとても強力だったし、まだ引退するには早いよ。頑張ってよ。という感じでしょうか。

■We hardly need to use our ears
 How music changes through the years

→「僕らはほとんど耳を使う必要がなくなった
  音楽はなんて変わってしまったんだろう」 hardly
「ほとんど〜ない」。音楽の楽しみ方がMTV以降すっかりビジュアル消費に変わってしまった、と指摘しています。

■So stick around cos we might miss you
→「だからそばにずっといよう 君を見失わないように」
stick「杖、ステッキ」であり、「貼りつける」(スティックのりのように)。またstickerとすれば「ステッカー」です。stick aroundでは「そばでずっと待つ」と言う意味で、またテレビやラジオ「(ザッピングせずに)同じ局をずっと視聴し続ける」ときにも使います。

 

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