●英語歌詞●
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[by courtesy of sing 365.com]
大意
ちっぽけな町の少女 孤独の世界を抜け出して
夜汽車に乗って どこかへ旅立った
サウスデトロイトで生まれ育ったシティボーイ
夜汽車に乗って どこかに乗って
1人のシンガー 煙草の煙に満ちた部屋
ワインと安っぽい香水の匂い
笑みを交わせば 夜を一緒に過ごせる
そんなことのくり返し
よそ者は待ってる 通りをうろつきながら
影は何かを探して 夜をさまよう
街灯の下で ひとときの興奮を求めて生きる人々
夜のどこかに 隠れている
食べるために 必死に働きながら
誰もがスリルを求めてる
今度こそはとダイスを転がす
なけなしの金をはたいて
勝つヤツもいる 負けるヤツも
泣き言を言うために生まれたヤツもいる
この映画はずっと終わらない
そんなことのくり返し
信じることを あきらめないで
このフィーリングを つかまえるんだ
街灯の下の人たちよ
(訳:発行人)
Many thanks for
www.journey-tribute.com/
↑すごいファンサイトです。ムービーギャラリーではこの曲はもちろん、ジョナサンやスティーブスミスのソロもビデオで見れます。 |
ジャーニー
ジャーニー、大好きでした。
(おすすめディスクは→こちら)
最初はちょっと通好みのジャズロックバンドだったのが、スティーブ・ペリーが入って一皮むけ、キーボードがジョナサン・ケインになって二皮むけ、あれよあれよという間に大メジャーになってしまいました。
ジョナサンのピアノは良かったですねー。「Open Arms」なんか、もうロックとかバラッドとかのジャンルを超えてました。でもグレッグ・ローリーのハモンドも好きだった…
ジャーニーの良さはニール・ショーンのカッ飛びギター大活躍ハードドライビングナンバーから、とっても美しいスローまで、サウンドカラーの多彩さと、メロディの美しさかなあ。とにかく名曲が多いです。今聞いても本当にいい。
「BIG ROCK」の称号がふさわしい名バンドだったと思います。いつの間にかボンジョビに抜かれちゃったけど…。
今回の曲…Don't Stop Believin'
今回はペリー、ジョナサン、ニールの黄金期メンバーによる大ヒットアルバム、「Escape」(1981)からスマッシュヒッツ「Don't
Stop Believin'」をお送りします。
解説
☆若者は街を出るんですね。どこの国でも。
でもアメリカだと夜汽車より長距離バスの方が絵になるなあ。私も昔サンフランシスコからシアトルまでグレイハウンドに乗ったときがありますが、あれは不思議な感慨を呼ぶものですね。
どこまでも続く地平線の彼方から、段々と朝日が昇って行くんです。こんな時に「OPEN ARMS」を聞いたら格別だろうなあ。
カントリーソングも、このシチュエーションだと全く違う聞こえ方をするんでしょうね。長距離トラックの運転手さんが音楽番組のインタビューで「仕事中はカントリーはダメだ。胸がはりさけそうになる」って答えてたのを思い出します。
きっとこの人、毎日ウィリー・ネルソンやドリー・パートンなんか聞いて、ダッシュボードの奥さんと子どもたちの写真を涙目で見ながら、仕事頑張ってるんでしょうね。
■Just
a small town girl...
townとcityはどう違うか? 困ったときには英英辞典を引きましょう。
Oxfordによると、town
は 「It is larger than a village
but smaller than a city」とのこと。なるほど。
■She took the midnight
train goin' anywhere
「anywhere行きの夜汽車に乗った」
英語では乗り物によって動詞が異なります。
・バスや飛行機、汽車に乗るときは「take」
take a bus / plain / train
・馬や自転車に乗るときは「ride」
ride a horse / bicycle
■born and raised in south
Detroit
raise は「育てる」ここでは
be raised で「育てられた」つまり「育った」。生まれも育ちもサウスデトロイトさ、ということですね。
ジャーニーの後期のアルバムで「raised on
radio」ってありましたが、これは「ラジオばっかり聴いて育った」ですね。
・応用
I'm raised on the Beatles. → 「俺はビートルズ世代さ」
■Strangers waiting, up
and down the boulevard
the boulevard(略称Blvd.)は「広い並木街路」。
up and downは別にピョンピョンその場跳びしているわけじゃなくて、道をあちこちウロウロしている、ということですね。
ちなみにアメリカの多くの都市は碁盤の目のように通りが整理されていることが多く、南北に走る通りをavenue(略称AV)、東西に走る通りをstreet(略称ST)と言うことがあります。
■Some were born to sing
the blues
「sing the blues」はブルースを歌うってことから、「泣き言を言う、愚痴を言う、弱音を吐く」という意味になります。
ブルース・スプリングスティーンの最高にカッコイイメッセージ、
「Baby, we're born to run」
ベイビー、俺たちは走るために生まれてきたんだぜ。
ああ素敵。できればこうありたいものですね。
「道をたずねる」表現いろいろ
「街」が舞台の歌でしたので、今回は「道をたずねる、教える」表現をまとめてみました。(いやあ、何かやっと英会話っぽい展開ですね)
☆まずはふつうに場所をたずねる
Excuse me, where is the CBGB?
(すみません、CBGBはどこですか?)
☆もうすこしていねいに
Could you tell me the way to the CBGB?
(CBGBへはどう行ったらよろしいでしょう?)
☆どのくらいかかるかも聞いてみましょう
How long does it take to the CBGB?
(CBGBへはどのくらいかかりますか?)[時間]
How far is it to the
CBGB?
(CBGBへはどのくらいの距離ですか?)[距離]
☆相手の答えはわかりますか。キーワードをインプットしましょう。
★landmark(街の中で目印となるもの)
church(教会)、cathedral(大聖堂)、abbey(大寺院)、monastery(修道院)、zoo(動物園)、aquarium(水族館)、botanical
garden(植物園)、ruins(遺跡)、monument(祈念碑)、cemetery(墓地)
★交通機関
taxi stand(タクシー乗り場)、bus
stop(バス停)、subway
station(地下鉄駅)、railway
station(鉄道の駅)、tram(路面電車)
★街のあちこち
intersection(交差点)、crossroads(十字路)、railway
crossing(踏切)、sidewalk(歩道)、roadway(車道)、square(広場)、market
place(市場)、amusement
area(歓楽街)、downtown(繁華街、中心街)、uptown(住宅街)
※今回はこの辺で。具体的な答えの表現については、また機会を見てご紹介します。
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